2008-11-19 第170回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
○町田政府参考人 まず、後段の御質問でございますが、その二つの団体は、この契約生産奨励金につきましての業務をやっておるわけでございますが、その他の業務がございますので、直ちに廃止ということではございません。当然のことながら、公益法人としてその目的を達成するための組織、業務の見直し、そういったことについてはきちっと行われるということだと承知しているところでございます。
○町田政府参考人 まず、後段の御質問でございますが、その二つの団体は、この契約生産奨励金につきましての業務をやっておるわけでございますが、その他の業務がございますので、直ちに廃止ということではございません。当然のことながら、公益法人としてその目的を達成するための組織、業務の見直し、そういったことについてはきちっと行われるということだと承知しているところでございます。
○町田政府参考人 今回の件についての経緯でございますが、先ほど申し上げましたとおり、十九年の食糧法の改正によりまして、制度的に政府の買い入れもなくなった、民間流通になったということで、契約生産奨励金の役割は達成をされたので廃止することが適当ではないか、こういった問題提起は昨年来から製粉メーカー等を中心に行われてきたということでございます。
○町田政府参考人 先ほど申し上げましたとおり、この麦の契約生産奨励金でございますが、麦の民間流通の円滑な移行を図る、これを主たる目的としているものでございます。 十二年に民間流通に移行したわけでございますが、その後の経過を見ますと、麦の政府買い入れは十七年産以降事実上なくなっております。また、十九年の食糧法の改正によりまして、制度的にも廃止されたということでございます。
その例は何かというと、典型は何かというと、小麦の契約生産奨励金というのがあるんですよ。これは昭和四十三年にスタート、当時の食糧庁長官の通達でスタートしたような制度なんですが、小麦一トン当たり千五百三十円という値段を、これを二つの公益法人に流すということになっているんですね。
○副大臣(近藤基彦君) 国内産の麦は平成十二年から民間流通へ移行しましたけれども、その際、需要に即した良品質麦の生産振興により民間流通への円滑な移行を図る観点から、製粉メーカー等の拠出により、国内の麦生産農家に対して、浜田先生言われました契約生産奨励金を交付してきたところであります。
例えていえば、アトランダムに申し上げますけれども、高品質大豆銘柄に対する契約生産奨励金の創設や、大豆の均質化、ロット化に対する奨励策を講ずること、あるいは播種前契約、全量引き取りなど、産地、品種、銘柄ごとの販売体制強化を図り、安定的価格形成システムや円滑な取引、流通ルールを確立すること、また先ほど藤田委員からも出たようでありますけれども、大豆産地に立脚した顔の見える大豆加工食品を、生産者、加工業者、
麦管理改善で、契約生産奨励金で数百円程度の奨励金を今までつけてきたわけでございますが、例えばAランクとBランクでございますと二十キロぐらいの単位収量の格差がございます。二百五十円とか三百円というようなオーダーの品質奨励金ではなかなかインセンティブにならないというふうな声が生産者サイドからも需要者サイドからもあったわけでございます。
また、六十一年産麦につきましては、契約生産奨励金の一部を構成を変えまして、品質の格差を広げまして、高品質のものをつくった者は手取りが高くなる、品質の悪いものをつくった者は手取りが低くなるというふうに奨励金の一部の構成を変えておりますので、そういった経済的なインセンティブも十分与えるような仕組みに改定をいたしてきたところでございますので、今後ともこういった方向の努力を続けてまいるつもりでございますので
そこのところを何とか生産者側と実需者を結びつけて多少とも両側の接触を生み出したいということで麦管理改善対策ということをやっておりまして、そこでいわば内麦、外麦含めまして麦を買っております実需者が一定の積み立てをいたしまして、そしてこういう内麦をつくってもらいたいという要望の強さによってAランクからCランクまで、ことしからDランクまで四段階にふえましたけれども、そのランク別に契約生産奨励金というものを
〔委員長退席、理事水谷力君着席〕 先ほど申し上げましたような流通する麦がほとんど食管を通して流通をしていくという中で、生産者サイドと実需者サイドで契約生産奨励金というような形で品質評価によって銘柄の区分をいたしておるわけでございますが、その銘柄につきまして都道府県の農業試験場の栽培試験の結果などを見ますと、やはりAランクのものというのはBランクよりも収量が低いわけでございます。
そういった事情を勘案いたしまして、内麦の生産におきましては特に良質物の生産に力を入れる必要があるということは生産者もかねてから考えているところでございまして、前年の六十一年産麦につきましては、実需者側の御要望もございまして、それに沿いまして、農家手取りの一部を構成しております小麦の品種区分別契約生産奨励金の格差を拡大しておりまして、よりいい品質ランクの麦を生産した生産者には手取りが多く、品質の悪いものをつくった
それから、需要に対応して生産を拡大しなければなりません小麦につきましては、御承知のように契約生産奨励金に段差を設けまして、小麦に重点的な傾斜をかけた奨励金にするというのが私どものやっている奨励措置の一番強いところでございますが、その他生産原局におきましても小麦に生産誘導いたしますことについてのいろいろな考え方をいたしております。
○石川説明員 御承知のように麦につきましては、間接統制へ移行をいたしました時点から、極力実需と結びつけて、品質面等も含めた生産の円滑化ということで、いわば政府が結果的には買い入れまして売るという形なんですが、その間の契約につきまして、御承知の契約生産奨励金等を交付いたしまして、実需者との結びつきを強化するという手法をとってきたわけでございます。
価格につきましては、もうすでに御案内のとおりでございますけれども、五十二年産の小麦の農家手取り額は、政府の買い入れ価格三等で契約生産奨励金を含めますと一万百七十六円ということになるわけでございますが、等外上は九千二百三十三円、それから規格外は私どもが把握しておりますのは、価格差補てん金を含めまして五千五十円という数字を一応把握いたしておるわけでございます。
それに対しまして、これは価格そのものの比較でございますが、先ほど申しましたような契約生産奨励金なり、別途の水田裏作に対する奨励金が出ておる、かようなことでございます。
○瀬野委員 さらに、麦の契約生産奨励金は、昭和五十一年産麦より、政府買い入れ麦について実需者と流通契約を結んだ場合に六十キログラム当たり平均六百円になっておりますが、契約栽培を促進することがさらに重要であることはもう言うまでもございません。そういった意味で、この大幅な増額ということについてはどういうふうにお考えですか、これもあわせてお答えいただきたい。
それに、これは生産との直接関連はやや薄いわけでございますが、契約生産奨励金、現在の流通麦のほとんど全部がこの流通契約の締結ということで支払われておりますが、これが六百円ということでございます。
○大河原政府委員 簡潔にお答え申し上げますが、ビール麦の取り扱いにつきましては、今後算定方式その他の改善等によって生ずる契約生産奨励金の取り扱いという点については検討を要する問題であるというふうに考えております。
たとえば契約生産奨励金とか生産振興奨励金とか裏作奨励金とか、そういうものを込みで六四ということですから、大体二十五年程度に合わせなければならぬと考えられたわけでしょうね。だから言うなればこの奨励金というものはパリティ方式による基本的な麦の値段と解してもよかろう。あなたも六四・四だと言われたときはひときわ声が高かったわけでありますから、それに合わせるというふうに理解していいわけですね。どうですか。
離して考えることはできない、さらにはいわゆる麦そのものの品種改良、こういう問題とも切り離しては考えることができない、いろいろな多面的な要素を持っているわけでありますけれども、基本的にはもう少し麦を日本の国で、日本の中でつくらせるということになれば、麦価をもっと引き上げなければならないし、さらには麦の品質改良についてもきちんとした指導をもう少しすべきである、こういうふうに考えると同時に、いわゆる契約生産奨励金
なお、これに千八百円ないし二千円の麦の生産振興奨励補助金、それから契約生産奨励金というものが四十九年産で三百円支払われておりますが、これを足しまして、それを粗収益の中に計算をいたしまして出してみますと、十アール当たりで所得が二万三千八百四十八円、それから一日当たりの家族労働報酬に直しますと五千四百七円というふうな家族労働報酬になっております。
○政府委員(下浦静平君) この北海道の小麦の運賃助成の問題でございますけれども、これは、契約生産奨励金の一部の積み立てによりまして四十九年産から助成をいたしておるわけでございます。五十年産につきましても、同様な方式で助成をいたすように考えてまいりたいと考えております。
○稲富委員 それから、麦作の契約生産奨励金をお出しになるということでございますが、実は、この奨励金が昨年のごときは非常におくれまして、農民がもらうのに困っているのです。
したがいまして、私ども、たとえば米等と比べます場合には四十八年をベースに比べているわけでございますが、仮に四十八年の生産費を基準といたしまして、四十八年の麦の価格それから大豆の価格を前提として労働報酬を計算してみますと、麦の場合には、これは価格に、それから四十八年はもちろん形式上は奨励金がございませんが、仮に加えて試算をしたわけで、それから契約生産奨励金がございますが、これも加えて試算いたしますと—
○三善政府委員 御承知のように、政府の買い入れ価格は、国内小麦で大体トン当たり七万七千七百六十六円、この中には契約生産奨励金も入っております。そこで、これに生産奨励金一俵当たり二千円とか千八百というものを加えますと、トン当たりにしますと大体十一万円程度になります。
契約生産奨励金、これを大幅に上げていただきたい、大麦、裸麦等は小麦と同水準にしていただきたいということが要請されております。小麦は、御承知のように、一俵二百円、これをぜひ倍の四百円にしていただきたい、大麦、裸麦については現在一俵百円なのを四倍の四百円にしていただきたい、こういったことが強く要請されております。
それからもう一つの、いま政務次官の御答弁になられたのは麦の管理改善対策事業の問題でございますが、これはいまお話がありましたように、これは質問の前に御答弁をいただいたような形になりますが、いまの契約生産奨励金は一昨年から小麦が二百円、大麦が百円、裸麦百円、こういう奨励金になっておる。これも少なくとも倍増しなければならぬものだと思うのです。
○中尾政府委員 麦の管理改善対策は生産と需要を結びつけることによりまして、需要者の麦の品質に関する選好や需要、土地に応じた生産を誘導することを本旨としておりまして、契約生産奨励金はこの目的に沿って交付されるべきものである、こう考えております。
その集まってきたお金を、契約生産奨励金という名前で集めてくるわけでありますから、いわゆる契約生産奨励金のために使うということなのでありますけれども、実際、最近の小麦の生産、こういうものは輸入にたよっておるわけでありまして、日本でできる小麦なんというのはごく少量であります。
○林(孝)委員 この協会の定款並びに決算書、事業内容の中身を見ますと、まず一つ、契約生産奨励金のために積み立てる積み立て金を集めておりますが、その四十六年度の金額、それから四十六年度に繰り越しされてきた金額、幾らになっておりますか。——私のほうから言います。四十六年度繰り越し収入十三億二千七百万、奨励金収入八億三千五百万、端数を除きますが、これで間違いないですね。
それから、契約生産奨励金のほうは、これはいい内麦ができるように、そうして製粉、精麦等の企業がいい原料が使えるというために、奨励金を出すわけでありますから、その奨励金を出すに必要な金を前年度において政府から買いつける麦一トン当たり――四十五年七月から四十六年六月までで申しますと、一トン当たり三百円積み立てたと、こういうような形で事業を遂行するために、それぞれの能力に応じ積み立てる、こういう考え方のものでございます
それからもう一つは、全然これは性質が違うものでございますが、契約生産奨励金、これは麦の品質なり立地条件のいいところで、いい小麦なり大麦、裸麦がつくれるようにということで、生産者が需要者との間に契約をしてつくる。
○説明員(中村健次郎君) 先生御指摘のように、この良質の麦の生産増強のための契約生産奨励金の交付は、われわれが期待しているようには効果をあげていないことはいなめない事実でございます。